前回、この世で生きる意味を簡単に書いたのだが、そもそも人は何故生き、そして死ぬのか。今回はそれをお話しよう。
人は生まれ、そして死んでいくものである。それは命が宿るからなのだ。命宿る物全て生き、そして死んでいくもの。そしてまた新たに生まれ変わりまた死ぬ運命である。それを輪廻転生と人は言うであろう。人は自らを成長せる為に生まれてきた。
人生とは良い事もあれば悪い事ももちろんある。今この世の者達で、悩み、苦しみ、自らを成長させる人生を諦め、自殺を望み命を絶つ者が多いのも事実。しかし、自殺をする事は許される事ではない。自らの人生を生き抜く意味も大きくあるのだから。自殺を望む勇気があるのなら、自らの道を生き抜く力が十分備わっているという事なのだ。決して命を粗末にするものでは無い。命とは尊いものであり、かけがえの無いものであるのだから。その勇気を違う形に変え、この世を生き抜く為に命を授かった事を忘れてはいけないのである。人とは学ぶ者。もちろんであるが、その前に生きる事、そして人生を逃げずにやり遂げる事。その意味は大きく、自らを変える為にこの世に来たのだから。自らがその険しい道を乗り越える為には、現実、現状を変える事よりも自らを変えてみなさい。目の前の問題はたかが現実世界で起こる出来事でしかないのだ。その目の前の問題は現実世界だけで変えようと思っても変わらないものである。自らの心を変えなければ現実世界の問題は乗り越えられないぞ。試しにやってみるが良い。現実世界で問題が起こった場合、現実世界を変えるのは心でしか変えれない。心を変えよ。現実世界の問題をまず受け入れよ。そして自らの足りなさを自覚せよ。そして心を入れ替え反省し、心を変えれば自然と状況は変わるであろう。これはこの世の仕組みである。特別に教えておこう。この現実世界は自らのエゴで生きれば必ず問題にぶち当たる。その時、自らの心を変えなければこの問題は何度も何度も自らの前に立ちはだかるぞ。自らが自らの首を閉めるよりも、自らの心を直しさえすれば、問題など無くなるに等いと言うておく。輪廻転生を繰り返すのは、自らを変えきれなかっただけの事。何度も何度も同じ誤ちは自らも苦しいはずである。問題を解く鍵は自らの心でしか無いのだ。自らを変える事により、何かが良い方向に向いていくであろう。その事は覚えておきなさい。
この世は生きる為にある。
輪廻転生を繰り返すのは自らを変えれなかっただけの事
自らを変えに来たのが人間である。それが一番の役目でもある。
この世の全ての命、大切にせよ
人とは学ぶ者
マスター