エゴと言う言葉は今まで何度も言葉にして来たのだが、今日はエゴについて少しお話をしよう。エゴとは一般的に利己主義、自己中心的な考え方など、自らが自己の解釈で理解し、表現する事であるが、人はそのエゴで今まで幾度となく人と言い合いになったり、意見の食い違いなどで揉め事などの経験をしたりした事はあるであろうか。真っ当な意見を言われても文句でしか返せず、謝る事が出来なかった事、たくさんあるであろう。それがエゴだ。人は人生の中で多くの者が経験するであろう。なぜ注意された事を謝らないのか。違うであろう。謝りたくないからであろう。なぜ謝れないのだ。自分が正しいと思っているのか。逆の立場になった時もそうだ。「あんな事も分からないの。」「マナーが悪いわね。」など思った事があるであろう。しかしそれもエゴなのだ。まず大切なのは、文句を言っている自分が、相手より上の立場で意見を言うているであろう。それがそもそも間違いなのである。相手の事を理解してみた事はあるのか。まずないと人は言うであろう。問題はそこなのだ。エゴが出る一番の原因は相手の事を理解していない事なのだ。相手を理解しさえすれば、相手がなぜその行動をするのか分かるはずである。ほとんどのエゴは自己中心的な考えであり、相手の事を理解すれば何ら文句などでないのだ。人は自らの理解の中だけで判断を下している。相手の判断の中で理解をしなければその行動の意味は全く理解できず「何あの人」と冷たい視線で見てしまうぞ。人とは必ず相手の事を理解する学びもあるのだ。相手を知らなければ何も変わらないぞ。自らが相手を知らなければ人間関係の悩みは消えないであろう。相手は理解するための存在。自らの人としての小ささを理解せよと今日は簡単ながら伝えておく。
マスター